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映画『ウェールズの山』
映画『ウェールズの山』の概要
映画『ウェールズの山』の説明
第一次大戦後の英国ウェールズの小村を舞台に、ある丘の測量結果をめぐる騒動をハートウォーミングなタッチで描く。ウェールズ出身のクリストファー・マンガーが、故郷の伝説を基に自ら監督、脚本。エグゼクティヴ・プロデューサーは「大地と自由」のサリー・ヒビンと、ロバート・ジョーンズ、ミラマックスを率いるボブ&ハーヴェイ・ワインスタインが担当。主演は「いつか晴れた日に」のヒュー・グラント。共演は「泉のセイレーン」のタラ・フィッツジェラルド、「スナッパー」のコーム・ミーニー、「ジム・キャリーのエースにおまかせ!」のイアン・マクニース、「フォー・ウェディング」のケネス・グリフィス、「バック・ビート」のイアン・ハート。なお、劇中の村人たちの多くがロケ地ウェールズの人々から選ばれている。
映画『ウェールズの山』の基本情報とキャスト
邦題:ウェールズの山
原題:The Englishman Who Went up a Hill but Came down a Mountain
ジャンル:ドラマ
キャッチコピー:山の頂上で起こった奇跡
制作年:1995年
制作国:イギリス
上映時間:99分
監督:クリストファー・マンガー
キャスト:
ヒュー・グラント
タラ・フィッツジェラルド
コルム・ミーニイ
イアン・マクニース
イアン・ハート
ケネス・グリフィス
映画『ウェールズの山』のあらすじ
1917年のある日曜。
ウェールズのとある小村を二人のイングランド人が訪れた。ジョージ・ガラード(イアン・マックニース)とレジナルド・アンソン(ヒュー・グラント)、彼らはその地の“山”フュノン・ガルウの測量にやって来た技師だった。
測量の噂はたちまち村中に伝わり、フュノン・ガルウの高さをめぐって話題はもちきり、賭けまで開帳される始末。
測量技師いわく、標高305メートル以上であれば ”山”、それ以下であれば ”ただの丘” なのだという。山であれば地図に載る。丘なら地図には載らない。
フュノン・ガルウは、歴年、侵略者から村を守ってきた、村人の誇りなのだ。丘な訳がない、山に決まってる。
そして、測量の結果・・・299メートル。6メートル足りない。
ウェールズの人々「は?そんなわけあるかー!ぼけー!」
この伝説は、今でもウェールズの人々に語り継がれている。
映画『ウェールズの山』の評価と感想
映画『ウェールズの山』の評価
映画『ウェールズの山』の感想
地味ながら心温まる良作。ウェールズ人の愛国心と団結力を見せてもらいました。
ファンタジーのような景色と音楽が素敵✨ウェールズに行ってみたくなりました。引用元:filemarks
云い伝え、とまではいかない割と近い昔の話。
もう少しシリアスな映画かと思っていたのだけれど、良い方向の意味で裏切られた。
軽毒舌の効いた台詞回しと、村社会ぽい野蛮さは見ていて微笑ましい。
悪人を存在させない、見方によってはぬるい展開も、たとえば描く対象が古き良き時代という設定であれば何らの嫌悪を抱くものではない。
美しい土地の映像は目にいいです。引用元:映画.com
皆さんは何の気なしに見始めた映画が思いのほか良作だった経験ありませんか?
正にこの作品が自分にとってそうでした。
荒唐無稽な話だと思ったら実話を基にした作品みたい。
主役のヒュー・グラントが爽やかで良い味出してます。
古い作品ですが、かなりお薦めです。引用元:Yahoo!映画
映画『ウェールズの山の視聴方法
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映画『ウェールズの山』は実話?
※この先ネタバレを含みます
モデルとなった山は実在するものの、この物語自体は実話ではありません。舞台となった山は監督の出身地 Tuff’s Well にある Garth Hill (ガース・ヒル)がモデルと言われています。
モデルとなった Garth Hill (ガース・ヒル)は、紀元前2000頃の王の埋葬塚だそうで、実際、頂上には人為的に土盛りしたものがあるようです。
映画では牧師を埋葬していましたね。
映画『ウェールズの山』のモデルとなったGarth Hill (ガース・ヒル)
Garth Hill (ガース・ヒル)はあくまでも本作品のモデルになった山であって、作中の出来事自体は事実ではないのです。
映画が公開された当初は実話と信じてやって来る観光客も増えたそうですが、実はこの山は、青銅器時代の貴重な史跡なのです。
映画『ウェールズの山』ネタバレ ストーリー紹介
1917年のある日曜。
ウェールズのとある小村を二人のイングランド人が訪れた。ジョージ・ガラードとレジナルド・アンソン、彼らはその地の“山”フュノン・ガルウの測量にやって来た技師だった。
二人はモーガンの宿屋に泊まるが、測量の噂はたちまち村中に伝わり、フュノン・ガルウの高さをめぐって話題はもちきり、賭けまで開帳される始末。
フュノン・ガルウこそは、歴年、侵略者から村を守ってきた、村人の誇りなのだ。
だが測量の結果、フュノン・ガルウは標高299メートル、“丘”に過ぎないことが分かり、村は騒然となった。“山”と認められるには、305メートルの標高が必要なのだ。
集会所で、事態を話し合う村人たち。
モーガン、そして彼と犬猿の仲のジョーンズ牧師の提案に、一同の見解は決した。
一致団結 “丘”を“山” にするのだ。
翌朝、大作戦が始まった。まず、測量技師たちの車をわざと故障させ、足どめに成功。
一方、老若男女、子供たちまで総出で、フュノン・ガルウの土盛りが始まった。鉄道までも操作して、足どめする村人たちに、お手上げとなるガラードとアンソン。
挙げ句、ベティという娘まで現れて、色仕掛けで迫るが、そんな村人たちのすったもんだに、若いアンソンは心動かされていく。
しかし、村人たちの奮戦むなしく、木曜、無情の雨が降り出し、盛り土は無惨にも流れ出してしまう。測量技師たちが現れてから一週間が経った日曜の朝、二つの奇跡が起こった。雨が止み、モーガンとジョーンズ牧師に対話が成立したのだ。
今日が最後のチャンスだった。安息日だが、ジョーンズ牧師自ら、率先して最後の盛り土が始まった。盛り土を安定させるため、ラグビー場の芝生までが剥がされるが、教師デーヴィスももはや何も言えなかった。
今やアンソンまで村人と一つになり、盛り土を手伝っていた。
日が暮れる頃、一見壮健だが実は年齢82だったジョーンズ牧師が倒れ、静かに息を引き取った。
牧師はその場で盛り土に葬られた。日は没し、測量は不可能、全ては水泡に帰したかに見えたが、この村を、ベティを愛し始めたアンソンの心は揺らいだ。
結局、ベティと共に、フュノン・ガルウで日の出まで夜を明かすアンソン。翌朝、測量したアンソンは、フュノン・ガルウの標高が306メートルとなったこと、ベティと婚約したことを一同に告げた。
ここに“山”が生まれ、一つの愛が成就した。この物語が、今でもウェールズの人々に語り継がれて、生きているのである。
丘に登り、山から下りてきたイギリス人の話である。
あとがき
映画『ウェールズの山』について紹介しました。私はヒュー・グラントが好きでたまたまこの作品を見たのですが、見ながら思ったのは ”なんでこんなの映画にしたんだろう?” でした。
測量の結果6メートル足らず、山ではなく丘でした。
じゃあ6メートル土盛ります。
ってなんかすごいほのぼのした話ですよね笑
けど村の人がムキになって丘を山にしようとする姿が見ていてすごく楽しい映画ですので機会があれば是非見てみてください。
※2021年8月時点の内容です
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