この記事はこんな人にオススメ
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- どの動画配信サービスで視聴できるか知りたい人
- アーロン・ラルストンの事故に興味がある人
- 映画『127時間』のネタバレを読みたい人
- アーロン・ラルストンのその後が気になる人
映画『127時間』
映画『127時間』の概要
映画『127時間』の説明
生きて帰りたい。単独でのロッククライミング中の事故により、断崖に挟まれ身動きの取れなくなった青年の極限状態での体験を、実話に基づいて描く。
監督は「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー監督賞に輝いたダニー・ボイル。
ジェームズ・フランコ(「スパイダーマン3」)の主演男優賞を始め、アカデミー賞で6部門にノミネートされた。
映画『127時間』の基本情報とキャスト
邦題:127時間
原題:127Hours
ジャンル:ドラマ・アクション
キャッチコピー:あきらめるな。未来を笑え。
制作年:2010年
制作国:アメリカ・イギリス
上映時間:94分
監督:ダニー・ボイル
キャスト:
ジェームズ・フランコ
映画『127時間』のあらすじ
タフなヒーロー気取りで人と深く関わらずに生きてきたアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)。開放的な陽気さとクールな一面を合わせ持つ魅力的な青年だ。
ある金曜の夜、彼はいつものように1人でロッククライミングを楽しむため、慣れ親しんだユタ州、ブルー・ジョン・キャニオンに向けて出発する。それは、彼にとってどうということのない週末の過ごし方だったが、突然、過酷な運命が襲い掛かる。
落石に右腕を挟まれ、狭い谷底から一歩も動けなくなってしまったのだ。
助けを求める叫び声は無人の荒野に虚しく響き渡る。
知識と経験を総動員して岩を撤去しようとするが、ガッチリと挟まった岩はピクリとも動かない。死を目前にして初めて自分の人生と向き合うアーロン。自分勝手に生き、両親にも、友達にも、恋人にも決して心を開かなかった。
衰弱してゆく身体を引き裂くように襲い掛かる後悔、それと同時に湧き上がる“生きたい”という生への執着と情熱。
そして生命の限界を越えた127時間後、遂に彼は決断する……。
映画『127時間』の評価と感想
映画『127時間』の評価
映画『127時間』の感想
助かるのか助からないのか、もし助かるならどうやって助かるのか??
ラストが気になって途中で見るのをやめることは出来ない映画です。
昔からお母さんには「誰とどこに行くのか言ってから出かけなさい」って言われてたけど、ほんっとにこれ大事な教訓だわ。引用元:filemarks
パニックになりかけたのは最初だけ。自分の持ち物をな並べて、冷静に予測する。ここがすごい。奇跡が起こらないと判断した時点の決断と精神力には驚くばかり。同じような局面に陥ったとき、自分はどこまで分析できるか?
冒頭シーンのスイスのアーミーナイフに手が届かずあきらめた荷造り、こういう風に活きてくるのか。この明示がラストで重い知らされる。引用元:映画.com
自然環境を奔放に駆け回って楽しんでいる場面から、急転直下のアクシデント。見ている側も、このショックは大きい。
昼夜の寒暖差の激しい岩壁で体力をじわじわと消耗していく中、現実と幻覚の間で脱出の可能性に賭ける姿が凄まじい。
ひとつひとつの描写がリアルなので、恐ろしい体験を一緒にさせてもらった感じ。見終わった後の疲労感は大きいが、一見の価値はある作品。引用元:Yahoo!映画
映画『127時間』の視聴方法
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映画『127時間』のネタバレ考察
映画『127時間』は実話?
本作品は2003年5月、アメリカ・ユタ州の渓谷で、岩に挟まれた右腕をナイフで切断することにより脱出するという実際に起きた事故を映画化しています。
原作は「アーロン・ラルストン 奇跡の6日間」
アーロン・ラルストンは事故の内容を自伝として小説化し、2010年に『127時間』として映画化されました。
アーロン・ラルストンの事故現場
ユタ州東部、キャニオンランズ国立公園・ホースシュー・キャニオン地区のすぐ南にあるブルー・ジョン・キャニオンで事後が起きました。
Google Mapで見ても周りに何もなく、人が通りそうもない場所ということが分かりますね。
アーロン・ラルストン 事故の詳細と結末
事故発生から腕切断
2003年4月、アーロン・ラルストンは、ブルー・ジョン・キャニオンを歩いている時に、渓谷内で挟まっていた岩が外れて落ち、右腕前腕部に落ちて、渓谷内の壁との間に腕を挟みました。
ラルストンは彼の旅の計画を誰にも伝えていなかった。
誰も自分のことを探しに来ないだろうと考えていた。
彼は自分自身の死を悟り、5日間、150ml程しか残っていない水を少しずつ飲みながら、腕を引き抜こうと試みた。しかし約360kgある岩が腕を挟んでいて、引き抜く努力は無駄になった。岩を持ち上げようとしたり壊そうとしたりして3日経ち、脱水症状を起こして精神錯乱状態となり、ラルストンは脱出のために挟まった右腕前腕を切断しようと試みた。彼は、腕が挟まった最初の数日で実験的に右腕を止血し、表皮に傷を入れて出血しないかどうか確かめている。
4日目の時点で腕を引き離すには腕の骨を折らなければいけないことに気がついたが、彼が持っていた道具では骨を折るのに不十分であった。5日目には飲み水が尽き、渓谷の壁に自分の誕生日と死ぬであろう日付を刻みつけ、自分自身をビデオ撮影して家族に向けて最後のメッセージを録画した。恐らくその夜は生き延びられないだろう思っていたが、翌朝(2003年5月1日木曜日)の夜明けにまだ生きているということに気がついた。
「挟まった腕をねじって力を加えることで、前腕部の二本の骨(尺骨と橈骨)を折ることができるのではないか」
そう直感し、直ちに実行に移したが、彼の持っていたナイフが短かったために切断には1時間程かかった。
彼は、「15ドルの懐中電灯を買った時に、万能ツールとしておまけでもらったものだ」と言っている。
右腕切断から救助
腕の切断に成功した後、ラルストンは車を置いた場所まで戻らなくてはいけなかった。長く留まっていた狭い渓谷を脱出し、垂直の壁を片手で懸垂下降し、真昼の太陽の降り注ぐ中、渓谷を歩きとおした。
自分の車を駐車したところまで8km程離れていた。携帯電話は持っていなかった。
歩いているうちに、オランダから休暇に来ていた家族(エリク・マイヤー、モニク・マイヤーとその息子アンディ)に遭遇した。
彼らはラルストンに水を与え、救助を要請するために急いで移動した。ラルストン自身は救急要請される前に出血多量で死ぬのではないかと思っていた。この時までに体重が約18kg減少しており、これは血液の25%に当たる。
なお、出血の致死量は全血液量の30%が失われると生命の危険があると言われていますので、かなり危険な状況だったといえます。
ラルストンを探していたレスキュー隊のヘリコプターが着陸し救助された。
家族や友達が、ラルストンがいなくなったことで救助要請をし、救助の直前にキャニオンランズに捜索対象を絞ったところだった。
腕を切断して6時間後のことであった。
後日、切断されて現場に残った腕は、国立公園の管理者によって岩の下から取り出された。13人がかりで巻き上げ機と油圧ジャッキを使って岩を動かし、ようやくラルストンの腕を取りだすことができたという。
腕は火葬にされた上でラルストンに渡された。6カ月後、NBCテレビでの事故の特集番組を撮影するため、彼の28回目の誕生日に事故現場に戻った。その際「自分の右腕はこの事故現場のものだから」といって、右腕の遺灰を現場に散骨している。
映画『127時間』の事実との差異
映画の序盤でラルストンが2人のハイカーを秘密の天然プールに案内し、飛び込むシーンがあるが、ラルストン本人は「峡谷には常に危険が潜んでいるからそのようなことはしていない」と、事実ではないと述べている。だが残りの部分についてはドキュメンタリーに近いほど正確であるとラルストンは評している。
アーロン・ラルストンのその後の人生
アーロン・ラルストンは2009年に恋人だったジェシカ・トラスティさんと結婚し息子も生まれている。
その後、2013年に女性へのドメスティックバイオレンス(DV)の疑いで逮捕された。
逮捕を報じたThe Denver Post によるとアーロン・ラルストンは、ヴィータ・シャノンさんという女性の自宅において、彼女を暴行したとして逮捕され、米コロラド州デンバーの刑務所に収監中された。またヴィータさんもアーロンに暴行を働いたようで、同様の容疑で逮捕されているという。
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